今回は甲斐武田氏がメインテーマです。
と言いながら、
オリオン座流星群を見たくて奥多摩に向かうということも兼ねて、ついでに山梨県に向かうことにしましたw
出発は3:50、道はいい感じで好いていましたが
寒い。
ルートは・・・
往路:埼玉県南部→東京都青梅→奥多摩→(大菩薩ライン経由)山梨県甲府市→韮崎市
復路:韮崎市→雁坂トンネル→秩父市→川越市→国道17号経由埼玉県南部
往路の燃費は184km走って4.8リットル消費、
38.3km/lとなりました。
埼玉県から青梅・奥多摩・大菩薩ラインと快適に走行しましたが、甲府市付近でチョコマカチョコマカ動いた件で少し予想外でした。40km/lは達成できると思ったんですが・・・orz
復路の燃費は193km走って4.6リットル消費、
42km/lとなりました。
山梨県韮崎市で給油して、甲府市経由で雁坂トンネルを通り、秩父経由で埼玉県南部まで走りましたが、渋滞らしい道は夕方の甲府市ぐらいでした。
ダラダラと制限速度で走っていたら40km/lオーバー達成可能ですね.
高速道路を80km/hで走ってみたいです、たぶん40km/lは出るでしょうw
オリオン座流星群を見にとりあえず青梅まで来ましたが、朝5時半頃、だんだんと夜が白けてきました・・・。流星群が見られるのは朝8時がピークとか言っていましたが、なんにも見えない感じ。でも時々光る点が見えたんですが、あれが流星群の一部なの・・・?
流星群はあきらめて某コンビニの7-11で70円おでんを二つ買って、暖をとりました。このあとは奥多摩湖までマジェスティSを走らせました。その奥多摩湖はイイ感じに紅葉していました。
ここまで来たらまだ走ったことのない奥多摩以西を攻略♪ 道の横に出てくる看板に目をやると、「大菩薩ライン」を書かれていることに気が付きました。
道すがら、時々出てくる集落の「温泉」が気になって仕方なかったけど、まだ朝の7時ぐらいなの開いているいるところが皆無でしたorz
とりあえず紅葉を楽しんで、のんびりのんびり6000回転以下で流していきました。自転車で走っている方も、もちろんライダーも数名いましたから。
柳沢峠に来て一服していたら目の前に・・・
フッジッサーン!
やっぱり感動しますね。関東に来たら遠くに目をやると富士山が見えるじゃないですか。その富士山が目の前にあると、その感動が高鳴ります。テレビでしか見たことない富士山がそこにある、それがどうしようもない感動になってしまします。
このあとはゆっくりと大菩薩ラインを下っていきました。完全にアクセルオフにするとエンジンブレーキが発生して時速20kmとかになってしまうので、アクセルをふかしたり調整しながら下っていきました。
山梨の市街地に入っていくと、ここかしこにブドウ畑が!
ブドウの産地だから当たり前だけど、生まれて初めての光景に見とれてしまいました。今度は山梨で一泊して、甲州ワインを味わいたいですね。
甲府市の街中を抜け、甲府城脇を「今度は来るからなっ!」と流し目をしながらアクセルを開けると、武田神社までの看板がすぐ目に入りました。
あっという間に武田神社。お店の横にマジェスティSを置かせてもらって、参詣です。(もちろんお断りを入れています)
きな粉・蜜のかかったソフトクリーム「信玄アイス」が美味しかったです^^ 300円^^
神社は修学旅行生、国内・外国からの観光客が常時数十人いるほどで、さすが武田氏ゆかりの地です。人気抜群です。
でも
バイク置き場がないのが玉に瑕です。ほかのライダーは(自動車)駐車場の奥においていたりしました。
ここは武田神社東側の大手跡ですな。いい復元です。
私は躑躅ヶ崎館の縄張りとかに興味あって、神社内外をぐるぐる回って写真を撮ったり、土塁あとを眺めていたり、十分堪能していました。
このあと要害山の要害城に行ってみましたが、さすが山城。「やましろ」ではなく「やまじろ」です。いくら艦これが好きでも「やまじろ」としか読みませんw その要害城、山頂まで歩いて45分ぐらい、往復で2時間かかるなんて・・・、時間がかかるので登れませんでした。疲れるしw
でも麓の要害温泉には興味ありありでしたが、新府城にも行きたかったので温泉には入りませんでした。(というか、要害城と新府城を混同していたので、ちょっと予定が狂ってしまいました。本当なら、ここで温泉入る時間があったんですがw)
このあと新府城に向かってマジェスティSを進めたんですが、途中で「信玄公荼毘の地」の看板を見かけたので行ってみました。
が、この看板には頭を悩ませました。
他の看板はわかりやすくてルートを迷うことは無かったんですが、この看板はダメでしょw 「おもてなし」が泣きます。あ、日本語のみの案内板も古いよね。中国語、英語、スペイン語ぐらいは必要じゃないかな?
信玄公を大事に思う地元の人々の思いがわかる信玄公火葬塚でした。
このあとは韮崎市の新府城に向かったんですが、国道20号がいい感じで流れていたので気持ちよかったですね。
韮崎市内に新府城があるかも?と思いながら、市街地に向かってガソリンスタンドをさがしてみました。そのシミズヤさんで給油し新府城の場所を聞いてみたんですが、直感が当たってました。すぐそばにあったんです。
教えてもらった道を走ってみると、韮崎市立民俗資料館があったので下調べのつもりで立ち寄りました。そこで新府城以外にも土器・土偶の実物、中世の研究論文があったのでじっくり目を・・・さっと目を通していきました。(
花子とアンのロケ地?だったらしく、民俗資料館近くにセット?があるみたいです。)
ちなみにノーベル賞を受賞した大村智博士は韮崎市出身です。
その民俗資料館からスクーターで10分ぐらい北西に、新府城がありました。
城が台地上にあることは知っていましたが、
こんなに大きな台地の上にあるとは予想していなかったので、現地に着いてみてびっくりしました。もっとこじんまりした台地の上に城がある、台地の敷地面積の半分ぐらいが城の敷地面積になっている、と勝手に思っていました。しかも、この台地には別の城、堀、家臣の屋敷があり、ちょっとした城下町を感じさせる作りになっていたようです。
織田信長軍が侵攻してくると
武田勝頼は新府城に火を放ち、家臣の城に後退します。(でもその家臣に裏切られますが・・・)
そのときの勝頼公の無念はいかばかりかと・・・。自分の作った城に自ら火をつける・・・、家臣の裏切りは続いたことが影響したのでしょうか?
もう帰路。最後に近くの新府駅に行きました。
理由は、たぶん無人駅だからw
正解。
しかもホームが大きい。これにはショックです。さすがJR東日本。地方のJRの無人駅とは違う。
帰路の楽しみは雁坂トンネルでしたが、真っ暗で全然楽しめませんでした。
オマケに寒い。気温は13度でした。
長袖シャツに厚手のフリース、春秋用のライダージャケットだったんですがちょっと寒い。
今度は日中に来て、周辺の温泉とかを堪能したいですね。
最後に、広瀬ダムの紅葉でも見て、最後の山梨の光景を楽しみました。
その広瀬ダム付近、累積走行距離11000kmでのマジェスティSの純正タイヤの摩耗度ですが、スリップサインが出始めたのです。もう交換します。(今回のツーリング前にタイヤの状態確認をしていたので、無理な走りはせずにこなしていました)
純正のKENDAでは10000kmぐらいでスリップサインが気になります。次のタイヤはどのくらいもつでしょうか?気になります。
山梨ツーリングですが、どこを走っても楽しく、山裾の勾配やブドウ畑、温泉地、富士山などの見るべきものがたくさんあって、最高でした。お土産もワインやアイスなど、なんでもあります。ほうとう食べてないやw
今度は高速道路で行って、南アルプス市や身延山をめぐってみたいですね。